─── 小説と詩・歌のコーナー ───
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━━━蒲原徳子新作エッセィ&短歌最新作━━━

89歳になる母が
九州の地でうたう

 小説に向かうとき@ 

 小説に向かうときA 


 小説に向かうときB 


 小説に向かうときC 


 小説に向かうときD 


聞天短編小説劇場

◆第1幕 『防波堤』(原稿用紙50枚)※124K
●1980年(昭和55年)文芸同人誌『文海』第4号発表
 高校をでて工作機械メーカーに機械工として勤め9年近く働いたが、なにか腹の底からの欠乏感があって、退職し、文章の勉強を始めた。これはそれから2年後くらいまでに書いたもののひとつである。大仏次郎の児童小説『父をたずねて』がヒントになっている。某紙の同人誌評欄では「よくわからない」といわれた。そりゃそうだ、本人にだってよくわからんものを、他人にわかってたまるかって。 
◆第2幕 『朱色の地図』(原稿用紙50枚)※129K
●1988年(昭和60年)文芸同人誌『文海』第10号発表
 東京に住んでいたころは中野、杉並、練馬、板橋とよくひとりで歩き回った。なにかをみるということと、山歩きのトレーニングも兼ねていた。しかし米国はユタ州からきている某宗教の青年たちにしょっちゅう話しかけられている。さぞかしぼおっとした顔で歩いていたのだろう。さむい時期に身体をこごめるようにしてうろついたあとに生まれたのがこの作品である。 

読書ノート(1)「男性支配の起源と歴史」ゲルダ・ラーナー著 奥田暁子・訳 三一書房
■気軽な読書感想文としてお読みください。「ふみの会ニュース」205号より転載。(容量39KB)

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