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第5号

シリーズ藤野の作家たち
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西村繁男さんインタビュー
藤野には、たくさんのすばらしい作家が住んでいるのを知っていましたか? 『ばあ!』では、これからそういう作家の方々を紹介していきます。
第1回目の今回は、絵本作家の西村繁男さんです。
西村繁男さんといえば、あのとても細かくて、どこかほのぼのとした絵が特徴ですよね。

○どうして絵を描き始めたの? ○趣味は?
 好きなことを仕事にしたいと思ったとき、小学生のころ絵を描くのが好きだったことを思い出し、イラストレーターになろうと決めました。  畑で野菜を作ること。
○どうしてあんなに細かく描けるの ○思い出の一冊は?
 人物や背景やそのひとつひとつをちゃんとかきたいと思っているからなのか、どうしても細かくなってしまいます。でもぼくの描く絵も少しずつ変化してきているから、そのうち細かくない絵を描きだすかもしれません。 『ロビンソン・クルーソー』
○学校時代はどんな子どもだったの? ○西村さんの新しい絵本『ピチクル ピチクル』(童心社)が出版されました! 西村さんから紹介してもらいましょう。
 背は低いほうから一番目か二番目で、色が白く、丸顔の、スポーツの苦手な、恥ずかしがりの子どもでした。 「山の中の仕事場には、いろんな昆虫がいます。子ども時代、虫が好きだったことを思い出しました。そこで、昆虫たちとひょうたんのお話ができあがりました。原画は木版と油絵の具で刷りました。ぼくにとって新しい試みでしたので、わくわくして作りました。毎日版画を彫って刷っていたら肘がいたくなり、病院に行ったところ『テニス肘』といわれました。テニスはやったことないのに……」
○好きなたべものは?
 ビール、あんこ、鰹節、すき焼き。
『絵本の器展』
11月1日(木)〜11月30日(金)
○ 西村が絵本『ピチクル ピチクル』(10月刊)と『きのぼりとかげへおくりもの』(4月刊)を、碓井の器に絵付けしたものの展示
○ 『ピチクル ピチクル』の原画展示
シーゲル堂
西村さんの主な作品
『がたごと がたごと』内田麟太郎(著)、西村繁男(絵)
『絵で読む広島の原爆』那須正幹(著)、西村繁男(絵)(福音館書店)
『にちよういち』西村繁男(著) (童心社)
『ぶらぶらばあさん』馬渕公介(著)、西村繁男(絵)
(小学館)などなど
※最新刊『ピチクル ピチクル』を小渕小のみんなにプレゼ ントしていただきました。ぶっくら文庫にあります。