ドッキング・ブルース

なにがなんでもいっしょになろうと
あんたはあたいの袖をひく
だけど、あんたの身体（ガタイ）は６２万トン

いっしょになったらいいことあるよ
あんたはあたいにささやくけど
ホントのあんたは借金まみれ

ひとりと４人でいっしょになって
大きなおうちで暮らしたい、なんて
どうせ水や緑はあたい持ち

あんたがくると何かが臭う
利権の臭いがぷんぷんするわ
脂肪の厚みもケタ外れ

いっしょになろうよ、いっしょになろよ
なぜだかお上がゼニを出す（もらっちまえば）
後はどうなろうと知ったこっちゃないさ

いっしょになって何がどうなるの？
目腐れ金に魂売るの？
はっと気がつきゃ借金雪ダルマ

あばよサヨナラついてこないで
ひとりひとりで歩いていくのよ
あんたはそのままそこで逆立ちしてなよ

２００５年３月６日、津久井町文化福祉会館で行われた「飛び地・強行合併反対３・６緊急集会」に向けて創ったものです。パーカッションにＫＹＯＵさん、サイドギターにシゲちゃんという豪華な布陣でした。最初の歌詞は男の立場で書かれていたのを、ＫＹＯＵさんのアドバイスもあって女の立場に替えて唄ってみたら、これがしっくりきました。オープンＧで唄ったのですが、後で試してみると、オープンＤにワンカポのオープンＥで唄うほうがサウンドが合ってる感じです。高音弦がメロウに響いて、女性の立場がくっきりしました。６２万都市相模原市を皮肉っていますが、もとより市民にうらみはありません。

つくいの町から
★アレンジ・採譜　ＫＹＯＵ

津久井町から 城山町から 相模湖町から 藤野町から 町が町であり続けられるように この思い　伝えたい この思い　広げたい 暮らしの中から 谷にならぶ家から 山畑のほとりから 細い道のむこうから ここに住む人たちの本当の思いを 届けよう　この声を 広げよう　この声を

こういう歌ってむずかしい。どうしても「うたごえ」っぽくなってしまう。ただ、４町の名前は入れたかったから、ここから創っていきました。サビのところは、おＫＹＯＵさんのアドバイスがなければ歌えませんでした。自分で創って自分で歌えない、という、なんちゅう情けないこっちゃ。おＫＹＯＵさんに楽譜を起こしてもらって、コピーしたものを集会会場で参加者に配布。思えば大胆なことをしたもんです。ところで、問題はキーで、わたしはＡぐらいでないと声が楽にでません。Ｄだと低すぎるか高すぎるかです。一般のひとはオリジナルＤが唄いやすいらしい。

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