
▲チゴユリ。この季節の林床を埋める。かそけき風情ながら、よくみると味がある。 |
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▲マルバアオダモ。独特のかたちの花で、モクセイ科だけに香りを期待するが、かすかに甘い感じで、香りはあまり強くない。 |
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■右上のザルにはいっているのはクサギの新芽である。これを塩ひとつまみいれた湯に通し、天日でからからに干しあげたものが左の写真のもの。これを水で戻し、魚の煮付けなどの鍋の隅にいれて煮る。そうすると、あらふしぎ、ほろ苦い山のヒジキができあがるというわけ。とにかくクセになるうまさ。苦味指向のひとにはたまらない。右は食べごろ、採りごろの山ウド。遠来の客用にと採集を控えていたもの。 |
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■左は山ウドの収穫。つごうで客人の来宅が伸びたので自家用にと採集することに。しかし、3日ほど放っておいたらずいぶん成長していた。足元にアミガサタケとミツバがあったのでこれも収穫。みんな我が家の周囲にあったもの。 |
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■山ウドは捨てるところがない。皮は油味噌で炒めて酒のさかなに、葉は味噌汁にいれる。やや煮込めばアジタバに負けないくらいの風味だ。 |
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■アミガサタケと名のつくキノコは日本産が10種類くらいある。右のアミガサタケは高さが15センチくらいあって、柄が太いのでアシブトアミガサタケだと思われる。手で裂いて鍋にいれ少量の水で煮てスープをとった。味付けは塩だけ。結びミツバを浮かせて椀に張り、子供たちひとりひとりに味をみてもらったが、3人とも気に入ってくれた。キノコそのものもしこしこした歯触りで、噛みすすむとじんわり味がしみ出すようだから子供ながら「うまい」と感じるようだった。次の収穫があったらバターを使った洋風のスープにしてみようかと思う。
このキノコはグロテスクな外観で損をしている。右の写真は偶然に寄り添うように置いたものだが、これが人間にとって、自然からの贈り物としてうれしい存在であることを、その外観に関わらず、あらためて感じる。 |
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■5月の連休が終わって、最初の登校日だった。中1と小4の子が青田の出入り口でキクラゲをみつけた。グラウンド側の立ち木が枝枯れして、土手から落下していたのである。基物はエノキらしい。このところの雨で水分は足りている。 |
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