■先日(3月2日)、町議会に上程された相模原市との合併を決定する廃置分合議案が可決成立した。町は「ふじのちょう」になって行政権はなくなり、相模原市に編入される。思うのだが、こういう流れは自然のおおきな営みのなかにあって、なんらかの必然性を備えているのだろうか、ちょっと考えてしまう。要は安上がりに人間を管理しようという高級官僚の発想なのだが、人も自然の一部であってみれば、いつかは渾沌へ還らざるをえず、いきすぎた人為はひとが豊かに生きるという意味においては逆効果だろうと思うのだが、どうだろう。 |
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■さて、ハルシメジである。こういうキノコがあることも知らなければ、実際にみたこともない、というひとは多いだろう。知識として知っていても、実物は想像するよりずっと大きいものである。傘径は15Bに達する。姿形はホンシメジにそっくり。ただ、ホンシメジに比較すると持った感じが軽い。ホンシメジのような快適なキノコの匂いではなく、埃のような澱粉のようなにおいがある。しかし、よいだしがでて、肉団子のスープなんかにいれると、えっというくらいおいしい。 |