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街で暮らしたくても暮らせない
CPシマッタ のくやしまぎれのヒップアタック!

「オチンチンのくびつり」 発売(有)筒井書房

  作曲者  赤木一孝          

  

CPシマッタ(島田芳宏) 著、 筒井書房 発行、 定価2000円

「 その日、俺は有楽町駅の階段を、ケツズリながら後ろ向きで登っていた。

 なぜ、そんなおかしなカッコで階段を登っていたかというと、俺には持って

生まれた障害という相棒がいて、ヨチヨチ歩きでは歩けるものの、階段を立

って登ることは出来ない。しかし、だからと言っておとなしく部屋に閉じこもっ

ている俺ではない。........」 

 

島田芳宏 プロフィール

1959 千葉県山武郡山武町生まれ

1975 千葉県身体障害者療護施設鶴舞荘の「住人」として現在に至る

1989 詩集「虹色の汽車」発行

1993 三人のエッセイ「あそばなきゃ」発行

現 在 絵画は手抜き画家シマッタを名乗り、文章は冗談詩人CPシマッタを名乗り活動中

 

シマッタ  CG作品集

 「森の妖精」

    詩:cpシマッタ    曲:ふじのあけみ

   あー緑をください あー風をください                 山に育つブナの木を

    あー歌をください 森の妖精よ                    人間は守ろうと言いながら 切り倒してる

    緑光らせて空気を産んで                       光を蘇らせて  夢を蘇らせて

    水を流して河を作る                          僕を蘇らせて  妖精よ

  「インド」

  「ワープロを打つ」  「出ん」

   出ん 出ん 出ん 出ん              外泊した時はゆっくり食べさせてもらうから

   大便 うんこ クソが                お腹いっぱいになり 普段より食べるのが少ない

   いきばっても何しても硬くて出ない        半分遠慮で半分は面倒だから すこしぐらい出たくてもトイレには行かない

                          そのうち出なくなり三日四日は平気でもってしまう

  「クー」

   五人部屋四分の一乗っ取って   画家を気取って絵を描いている

   食事の時間と配膳が運ばれて   畳部屋の真ん中みんな集まり   寮母一人でおれたち二人を食べさせる

   食べないと残した人のご飯を    食べるかと聞かれて答えた言葉がクー    

   ご飯クー  おやつクー  夜食クー  大口でクー  みんなクー

   人の分までクー   部屋の隅からやってきたクー



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