ホームヘルパー全国連絡会の会則

1、名称を「ホームヘルパー全国連絡会」とする。

2、会の目的と性格は、以下の内容とする。

 <目的>

  (1) ホームヘルパーの交流と情報交換

  (2) ホームヘルプ労働の研修と調査・研究

  (3) ホームヘルパーの専門的職業としての確立と地位向上

  (4) ホームヘルパーの働く環境の改善

 <性格>

 個人で加入でき、所属の違いを超えて参加できる全国組織であり、ホームヘルパー自身が運営する団体として、ホームヘルパーの交流、地位と質の向上、職業の確立をすすめる。

3、会として、世話人を若干名置き、東京に事務局を設置する。

 世話人は、可能な県や地区などから選び、当面、事務局との連絡や情報交流をおこなう。

 事務局は、首都圏から選ばれた事務局員が、その実務をおこなう。

 事務局は、独自の事務所が持てるまで、当面、萌文社(東京都千代田区富士見1-5-12) に置く。

(なお、設立後の1年間については、会の設立を準備してきた呼びかけ人などが、世話人と事務局をつとめ、次回の総会で正式な世話人と事務局を選ぶ)

4、会は、年に1回(当面2月)、総会と全国研究交流集会を開く。また、必要に応じて、各地域の研究交流集会を開く。

5、会として、日常的に、次の活動をおこなう。

(1) a 専用ファックス、b 専用メール、c 専用ホームページ(専用掲示板)、d 通信「ヘルパーFAX通信」による通信体制をとり、会員同士の交流や情報交換、相談活動をおこなう。

(2) 事務局員(ボランティア=ヘルパーなど)が、週に1回から2回、5時から9時頃まで事務局に詰め、語り合ったり、相談したり、悩みを聴いたりする「たまり場」をつくる。

(3) 地方の情報は、通信として全国の会員に返すが、各地方の連絡所(世話人)にも、返すこととし、その地方内での交流や情報交換にも役立てる。

(4) 事務局員(ボラ)は、会費の管理と会計をつかさどる。

(当面は、呼びかけ人が中心になって、各地域で「ホームヘルパー交流集会」を開き、交流・研修・研究をおこないながら、会の拡大をはかる)

4)会員

 会員は、原則として、ホームヘルパーおよびホームヘルパーであった人として、これからホームヘルパーになろうという人や学生は、準会員とする。ほかに、協力会員を設け、会に協力していただける研究者やその他の市民の方に協力を呼びかける。

5)会費

 会員、準会員、協力会員の年会費は、1ヶ月200円とし、年会費2400円を2001年2月から2002年1月までを納入する。年途中で入会された人は、その月から、翌年の1月までの会費を徴収する(例:2001年9月入会の人は、2002年9月から1月までの5ヶ月分を納入し、2月から更新する)。

6)施行日

 本会則は、2001年2月18日より施行する。

<呼びかけ人>池田すみえ(東京)、井上幸子(埼玉)、今村睦子(長野)、大野光子(東京)、是枝祥子(東京)、坂井清美(東京)、桜井和代(東京)、佐藤弘子(東京)、白石みよ子(埼玉)、末吉陽子(東京)、高野マツ子(東京)、種村彌撒子(東京)、田村節子(新潟)、泊イクヨ(福岡)、内藤珠枝(東京)、長島知子(東京)、名達由美子(北海道)、根橋圭子(東京)、根本るか(東京)、三輪道子(京都)、森永紀伊(東京)、森山千賀子(東京)、山下由美(兵庫)、山本満智子(新潟)

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